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2019/06/11 18:24

ホープ工房店長、小野です。
私は当店の店長であると同時に、当法人の中心的事業である再生自転車販売の自転車整備及び販売等も担当しています。
昨年には、自転車安全整備士の資格も取得し自転車にまつわる安全性について、日々思いを巡らしています。

自転車自体に不安要素があれば、当然安全な運転、安全な走行は実現しません。また同時に自転車自体に問題が無くても運転する人が危険な操作やルールに反する運転をしてしまうと、事故や怪我の原因となります。
今回は、自転車走行上の最低限のルール、マナーを確認しておきたいと思います。

■自転車本体
 ・ブレーキはしっかりききますか?
  しっかりと停まれない自転車は、とても危険な乗り物です。

 ・タイヤの空気は十分入ってますか?
  空気が少ない、もしくは入っていない状態で走行すると、タイヤとチューブに大きなダメージを与えます。段差を乗り越える時の衝撃も強く、ペダルも重く感じ、各部のゆがみの原因となります。
  また、自転車に対する愛情も薄れ、自転車に乗る事そのものに距離を感じてしまいます。

 ・昼間でもライト点灯で存在をアピールを
  自転車は車のドライバーにとっても邪魔で危険な存在です。自分の存在を相手にはっきりと示し、注意を促すには、早めのライト点灯をお勧めします。備え付けのライトはしっかりと点灯しますか?ホームセンター等では、安価で高性能なLEDライトがたくさんあります。特に点滅機能のあるテールライトは自動車へのアピール度満点のアイテムです。また、明るい服装でおしゃれを楽しむのも、安全な自転車走行には重要なポイントです。

■走行マナー
 ・車道と歩道のどちらを走ればいい?
  道路交通法では、自転車は車の仲間なので基本は「車道」を走行しなければなりません。
  しかし「特別な場合」は歩道も走行が可能です。では「特別な場合」とはどんな状況をいうでしょう。
   :「歩道通行可」の標識(青丸に白抜きで大人と子供と自転車絵のある標識)などがある場合
   :13歳未満、70歳以上、体の不自由な方が自転車を運転する場合
   :車道の通行が難しい場合(連続した道路工事、自動車等の通行量がとても多く接触の危険性がある場合)

なお、自転車の走行については地域によって異なる規定があります。是非お住まいの地域の交通安全運動推進組織や警察署などの情報をご確認下さい。

■逆走!!!!
最後に、私店長個人的に声を大にしてお伝えしたいのが、「逆走」です!
規定では明確にされてはいませんが、「歩道」を走行する場合でも左側通行を守りましょう。
「車道」を走る場合は左側通行が義務付けられています。よって右側の歩道を走行する場合、車道には入れないことを意味します。
そもそも自転車は原則として車道を走行することが基本となりますので、右の歩道を走行するのはあらゆる面で不利になります。

状況によっては、歩道と車道を行き来できる唯一の「車両」であるのが自転車の特徴でもあります。
自転車を操作する人が率先して道路交通のマナーを守れば、交通事故減少にもつながるのではないでしょうか。

ホープ工房